« Windows7でDelphi2009 | トップページ | Rhonda »

2009年7月27日 (月)

アルタムエンゼルの寄生虫に関して

Youtubeにあげた動画の再生数はいままであまり気にしていなかった(というか最初にあげたものがあまり再生されていなかったので他のもそんなもんだろうと思ってた)んですが、アルタムエンゼルの寄生虫動画の再生数だけが約1500回と飛びぬけていることがわかりました。

あの動画をあげたころはアルタムの寄生虫情報も少なく、熱帯魚屋の方も知らない等、本当にレアな症状に遭遇したものだと思っていたんですが、ひょっとして表に出ていないだけで困っている人が多いのかもしれません。

あらためてググるとヒットするのはこのblogと動画が殆どなんですが、1件気になる記事がありました:
http://www.angelfish.jp/cgi/patio/patio.cgi?mode=view&no=1135
どうも、この方も同じ症状が出たようです(アルタムなのかカラシンなのかはっきりわかりませんが)。読み進めていると海外のサイトでこの寄生虫の画像があることがわかりました

http://finarama.com/diseases/
http://finarama.com/diseases/unknown1_content.htm

ここの画像は相当進行した症状ですが、私のところで発生した症状と完全に一致しています。ですが、どうも治療法は見つかっていない、未知の症状のようですね。

他にも困っている方がたくさんいると仮定して、一度情報をまとめておきます:

1.飼育環境

90x45x60H アクリル水槽

アルタムx8、同居:ペルー産スカラレx3、レッドペレズテトラ、ファイアーファントム、チェリーファントム・マリマリ、コペランディx約30

CO2添加無し、外部フィルターEHEIM2076、クーラーREISEAで27度固定

週1回、1/3~1/2水換え。Ph7.1(原水7.7~7.8) TDS 210us(原水190us)

餌:初期は冷凍赤虫+ディスカスフード少々、現在はディスカスフードメイン+乾燥赤虫

2.症状・治療

・購入は2008/8月~9月。10月時点の画像を見る限り症状無し。

・11月頭時点の動画で、尻ビレに寄生虫が見える個体と、尾ビレに寄生虫が見える個体の2匹を確認(水泡無し)

・12月頭に別の個体の口元と、もう1個体の眼の上に寄生虫発見(水泡あり)。他の個体をよく観察したが計4匹以外に発症無し

・以前から飼育していたカラシンから感染したのかもしれないが、同居しているカラシン類には感染が確認できない

・虫下しハンバーグを試したが、それと前後して口元の寄生虫と眼の上の寄生虫がいなくなる。 ただし、同時に別の個体の体表に小さい水泡を発見。数日後には殆どの個体に寄生虫が見つかる状態に

・年末に薬品の魚への影響を確認するために、トロピカルNを80%投与。同時に活性炭フィルターを回す→24時間後、魚へのダメージが無いことを確認して1/2換水

・年明けに本格治療開始:活性炭フィルターOFF(長くなるので詳細は過去の記事http://esv.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-8add.htmlを参照してください)

  →体表の寄生虫はトロピカルNの濃度を上げて48時間で落ち、ヒレの寄生虫はふやけた感じに、鰓内部の寄生虫の変化はよくわからない

  →尻ビレの1匹を残して治療開始から8日で全て完治

・治療後、アルタムが極端に怯えて餌食いが悪くなる状態が数日続く。魚体にダメージがあったか水質が悪化したかのどちらかだと思い、水換え→フィルター掃除を日をおいて実施。

・フィルター掃除後、怯えがおさまり餌食いもよくなる

・尻ビレの寄生虫も徐々に黒く、細くなり気が付いたら消えていました

3.考察・まとめ

・購入時から寄生虫を持っていたかは不明。記録画像では目視で確認する範囲では見えないが、いなかったとは断言できない

・カラシンからの感染も否定できないが、当のカラシンは一切発症していない

・冷凍赤虫を疑っていたが、上で紹介した掲示版に投稿している方は冷凍赤虫を給餌していなかったのに発症している

⇒感染経路の特定は難しい

・体表に付いたものは成長が早い

→体表のものは気づいてから1月以内に殆どの個体に感染。ヒレのものは1月程度は2個体のみだったと思われる為(毎日じっくり眺めていても気が付かなかった)

・トロピカルNの規定量80%では効果なし、 時間をおいて150%程度にすることで効果があったと思われる(通常の濾材にトロピカルNの成分が吸着されないならば)

  ※規定量は水量200リットルで計算。(90x45x60で計算すると240リットルだがアクリルの厚さ水位などを考慮するとこのくらい)

・体表の寄生虫は短時間で効果あり、ヒレや鰓の寄生虫が消えるまでは時間がかかる

→体表のものは水泡を伴うが、ヒレの場合は水泡が無いことに何か関係があるのかも?

・トロピカルNは水槽環境もしくは魚体になんらかのダメージを与える

⇒この1例に限っては、トロピカルNが有効。ただし濃度をあげる必要があると思われることと、寄生虫には色々なタイプが考えられること、少なからずダメージがあることから、お勧めはしません。


おまけ:
成長具合がわかりやすいように飼育開始半年の動画もUP。この間上げた飼育1年後の動画と比べると 飼育開始からの半年よりも、後半の半年の方が成長著しいと思います。おそらくディスカスフード中心に したことが理由だと思います。

|

« Windows7でDelphi2009 | トップページ | Rhonda »

アクアリウム」カテゴリの記事

アルタムエンゼル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アルタムエンゼルの寄生虫に関して:

» アマゾン白線虫病 Amazon parasitic white eelworm [しかしかのブログ]
(クリックすると大きい画像になります。) [続きを読む]

受信: 2010年1月30日 (土) 09時40分

« Windows7でDelphi2009 | トップページ | Rhonda »